[主なポイント]
・cs-cartの標準である「郵便番号から住所の自動入力」を拡張することができます。
具体的には、郵便番号に複数の地域が対応しているものでも選択方式によって利用できるようになります。
郵便番号に「438-0078」と入力して、静岡県磐田市「旭ケ丘」や磐田市だけが表示されるのはおかしいです。
※438-0078のように複数地域が対応している郵番は、1,548 箇所もあります。
・郵便番号の入力後に住所の一部を自動挿入し、次の入力欄である番地にフォーカスを移します。
・入力ミスで郵番コードが存在しない場合は、エラーを明示します。
・利用の準備はアドオンを組み込むだけ。 無料ですし利用方法は今迄と全く変わりません。
[cs-cart用のアドオン名] ‥‥ 「zipaddr_jp」
[ダウンロード](無料)
こちらからダウンロードができます。‥‥ cs-cartのバージョンに合わせてお使い下さい。
[インストール]
○cs-cartで行う通常のアドオン・インストールと同じ手順です。
[実際に利用する]
○アドオンをインストールすると、拡張版としてそのまま動きます。
[特記事項]
○都道府県欄のselect文は、次のようにカスタマイズして下さい。
・<option value="北海道">北海道</option>
・<option value="青森県">青森県</option>
:
または、
・<option value="1">北海道</option>
・<option value="2">青森県</option>
:
独自フォームでも住所自動入力が利用できます。
普通は次のように定義されていると思います。
<script src="https://zipaddr.github.io/zipaddrx.js" charset="UTF-8"></script> ‥‥ 必須 <script src="https://zipaddr.github.io/cscart.js" charset="UTF-8"></script> ‥‥‥ この部分を拡張します。 ※1 : <input id="elm_28" class="ty_input_text" type="text" onkeyup="AjaxZip3.zip2addr(this,'','use_data[b_state]','user_data[b_city]','','user_data[b_address]');" value="" size="32" name="user_data[b_zipcode]" x-autocompletetype="postal-code"></input> ‥‥ 不要 ※1の内容 : //拡張方法(id名で指定して下さい) D.pm[8]={"zip":"zip2","zip1":"zip21","pref":"pref2","city":"city2","addr":"addr2","focus":""}; D.pm[9]={"zip":"zip3","zip1":"zip31","pref":"pref3","city":"city3","addr":"addr3","focus":""}; //D.pm[10]={"zip":"〒", "zip1":"下4桁","pref":"都道府県","city":"市区町村", "addr":"住所", "focus":"focus"};
(1)既に定義されているid名を利用する。
zip2-zip21、pref2、city2、addr2、に合わせて新フォームを作成する。
(2)※1部分を拡張して自サイトに設置する。
追加内容は、新フォームで使っている対象項目のid名を指定します。
[定義例] D.pm[10]={"zip":"zipcode","zip1":"", "pref":"prefcode","city":"citycode", "addr":"addrcode", "focus":"addr2code"};
Ver 1.4 2015.12.04
・v4.3.x_jpに対応しました。
Ver 1.3 2015.12.01
・初期バージョン(v4.2.x-jp)として公開しました。
Ver 1.2 2015.11.30
・アドオン名をzipaddr_jpに変更しました。
Ver 1.0 2015.11.20
・基本仕様のものが完成しました。